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草原の吟遊詩人~プロローグ [ ~story]

エピローグ::::

 彼の魂は、どこに向かったのか?
今、私がそれを知る由もなければ、それを調べる必要もないように思う。
ただ、わかっているのは
彼の紡ぐ言葉の数々が、今もってなお私の心を惹きつけて離さないということ、
それだけだ。

 私は、この言葉たちを優しいコスモスが咲く季節にここに記す。
エピローグに変えて・・・・・。


 この小説を読み終えた時、貴志は不思議な感情に包まれた。
あの日、自分が夢を見ていたような、そんな景色。
ずぶ濡れになりながらも雨の中を探し続けた恋の行方。
殴りつけられるように走り書きされた言葉、綴るノート。

 過ぎてきた時と自分の感情の矛盾に苛まれながら、貴志は本を置いた。

・・・・・・・・・・・・

「貴志っ」
そう呼ぶ声で、はっと我に帰る。繰り返される日常だ。
「ん?」
貴志は、いつもと変わらない空気で真理に視線を向けた。
「ねぇねぇ、今度の日曜日なんだけど映画でも観に行かない?」
「いいよ、何か観たいものある?」
「うん」
真理は、何かを含んだように答える。
「じゃあ、それにしようか。」
「うん、じゃ来週の日曜日は映画ね」

 真理はいつもそうだ、自分がしたいこと観たいものがある時に
こうして声を掛けてくる。これも変わらない日常だ。
別段、2人はよく在るような恋人同士ではなかった。
さみしさを埋めるようなことはしないし、時間を埋めるための用事を
考えたりもしない。
悟はそんな2人の関係が心地よかった。このままこのまま時間を過ごすことも
悪くないな、そんな風に考えていた。
もちろんそこには真理を愛しているであろう自分を感じながら。

 そしてまた時はいつもの日常を刻む。そう、いつもと変わらないと思える日常を。

(続く・・・)


ひとまず書き始めました。
でも、続くかどうかもわかりません。うっすらとぼやけた絵だけが頭にあります。
メモも取りません。下書きもしません。
続きを読みたいなんて思ってくれる人はいるのでしょうか?

 ※もし続けるなら、この最後の文章は消しますね。。。



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